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「クレイジーだ! 最悪のジャッジだ」スノボ村瀬心椛の“銅”不可解採点の深層…米レジェンドも憤慨「北京の平野歩夢以来」問題はなぜ起きた?
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矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byNanae Suzuki/JMPA
posted2026/03/03 11:04
スノーボード女子スロープスタイル、金の深田(中央)のランは素晴らしかったが、疑問の残った採点で銅の村瀬(右)は悔しそうな表情も見せた
長谷川帝勝、木俣椋真の見解
今回の女子スロープスタイルの結果については、男子スロープスタイル銀メダルの長谷川帝勝が、自身の見解をはっきりと会見で語ったことも印象的だった。
長谷川は「今のジャッジングシステム自体には、多分すごくクレームが来てると思うので、今後改善されていくんじゃないかなとは思ってるんですけど」と言ったうえで、「女子スロープスタイルは、最後のゾイ(サドフスキシノット)と(村瀬)心椛が見るからにすごく良いランをした上で、会場がすごく盛り上がってるのにジャッジが点を出さない。そういうのは、スポーツを見ている人にとっても気持ちが落ちるというか、良くないことなのかなと自分は思うので、今後、選手とジャッジの間で話し合って変わっていくんじゃないかなと思っています」としっかり意見を述べた。
もちろん、考え方は選手それぞれ。男子ビッグエアで銀メダルの木俣椋真は、「今回はスロープスタイルのジャッジが厳しいと言われている」と前置きをしたうえで、「今は女子も男子もレベルがかなり上がっていて、点数にレンジを付けるのが難しくなっています。多少のミスを許しちゃうとみんな同じ技をやって、点数も同じようなところに落ち着く」と指摘。
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「点数がどんどん詰まってきて、後ろの方の人がいいトリックをやっても差が開かないというのがあって、今回は厳しめなジャッジになったと思う。でも、自分はそれでいいかなとは思っている。みんな同じ条件下でプレーしているので」と見解を口にした。
今回の採点システムには改善の余地があった?
米国のスノーボード専門メディア『SNOWBOARDER Magazine』のジョシュ・サリバン記者は、降雪の影響も受けた中で競技が行われた今回の女子スロープスタイル決勝は、選手の能力を正しく評価できていない採点システムだった可能性が高いと指摘し、五輪やスノーボード競技が今後発展していくには、コース条件や採点基準、審判の能力や待遇に改善の余地があると論じている。
日本でも注目度が上がり、子どもたちの間で人気が急上昇中のスノーボード。採点についての議論は今後も続いていきそうだ。


