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ミラノ五輪でメダル9個獲得…絶好調・日本スノーボード界の“オリジン”國母和宏とは何者だったのか? 本人が明かしていた「あの事件」のウラ側
posted2026/02/20 06:00
現在の選手たちにも大きな影響を与えたと言われる日本スノーボード界の“原点”國母和宏。果たして彼は何者だったのだろうか?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JMPA
日本中からバッシングされた「レジェンド」の素顔
表参道のとある小洒落たカフェ。夜9時すぎに現れた國母和宏の第一印象は、拍子抜けするほど礼儀正しかった。
かつて「非常識」のレッテルを貼られ、「日本の恥」とまで罵られた1人のアスリートとは想像できない。
渡した名刺は机の上にきれいに置かれた。ただ、どんなに柔和な表情をしていても、切れ長な目だけは、一定の緊張感を湛えている。
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スノーボードの世界では「カズ」と呼ばれ、絶大なカリスマ性を誇る國母。
2016年末、アメリカの権威ある映像コンクールにおいて「年間ベストビデオパート賞」を獲得した。すべての部門を通し、日本人としては初の受賞だった。
「命がけ」と言える映像には、アラスカやカナダの山々で、新雪に覆われた、ほぼ垂直の壁を滑り降りる姿や、崖からジャンプし、複雑な回転技を繰り出す瞬間が収められていた。
北海道出身の國母がスノーボードを始めたのは4歳のとき。
「時間ギリギリまで滑って、車ん中でご飯食べながら寝ちゃうみたいな。仲間と、『ここにジャンプ台をつくろうよ』とか言いながら、滑るのが楽しかった」
14歳のときには世界最高峰のUSオープンで大人と渡り合い2位に入る。「カズ」の名は、衝撃とともに世界中に知れ渡った。
そんな國母の運命を変えたのは「あのとき」の出来事だった。國母のスノーボード仲間で17歳上の石川健二は言う。
「2つの分野を、あれだけ極めた選手は世界でもそうはいない。なんで日本のメディアは彼のことをもっと取り上げないんですかね。やっぱり、あのときのことがまだあるのかなと思っちゃいますよね……」
國母が巻き起こした「事件」の真相――その詳細は、記事本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
