スポーツ名言セレクションBACK NUMBER
「すごいすごいすごい!」「摩擦レスの着氷」NHKで“りくりゅう神解説”高橋成美もペア開拓者だった「木原龍一の前パートナー」「バラエティ出演の背景」
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2026/02/18 17:17
「りくりゅうペア」金メダル獲得を引き立たせる“神解説”を見せた高橋成美。彼女は木原龍一の元パートナーでもある
そんな高橋の好奇心いっぱいのキャラクターを示すエピソードがある。長年の夢だったアイスホッケーに挑戦したことだ。
「アイスホッケーは、小さい頃からずっと挑戦したかったんです。みんなでワイワイしているのがすごく楽しそうだったんですよ」
高橋いわく、スティックを持つ姿はもちろん、横に滑りながらストップする姿にあこがれを持っていたそうだ。ただ「怪我をするから」との理由で現役時代はアイスホッケーは禁止されていた。
ADVERTISEMENT
「だから、スケートをやめたら絶対に挑戦しようと思っていました」
バラエティ番組に出ているワケ
そんな全力投球の日々を送る高橋だが、芸能活動にも意欲的で、バラエティ番組での活躍の場も広げている。それについて本人はこう語っていたことがある。
「テレビは、興味のない人もある人も、多数が見てくれるじゃないですか。私がスケートでペアをしていた時には、結果が出ないとそのプロセスを誰も見てくれないし、評価してくれなかった。アスリートなので仕方ないですが、それが辛かったんです」
「ちょっと歩いている姿を見ただけで、一日が良かったと思えるような存在ってすごいなって思いましたし、私も芸能人になってそういう存在になりたいと思ったんです。でも、そうなるには認知度が必要じゃないですか。今の私には芸能人として輝くものが何もないので、まずはいろんなことに一生懸命に取り組む。それが見ている人にきっと響くはずだって思っているので、どんな仕事も全力でやるのを心掛けています」
りくりゅう大逆転劇のスパイスに
テレビでの仕事を経験した中で、ミラノ・コルティナ五輪ではかつて打ち込んだフィギュアスケート・ペアの解説に臨んだ。エモーショナルでありながらテクニカルな部分を押さえる解説スタイルは――視聴者にとって、りくりゅうの大逆転劇をさらにエモーショナルにするスパイスになったのだろう。〈五輪特集:つづく〉

