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スキージャンプ“日本に不利益なルール変更”は真実か? 岡部孝信「スキー板が5、6cm短くなった」当事者の“本音”「それでも不利とは言いたくない」 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2026/02/10 11:52

スキージャンプ“日本に不利益なルール変更”は真実か? 岡部孝信「スキー板が5、6cm短くなった」当事者の“本音”「それでも不利とは言いたくない」<Number Web> photograph by Number Web

長くスキージャンプの第一線で活躍した岡部孝信。現在は雪印メグミルクのスキー部総監督を務めている

指導者に転身した当初は「俺の方が飛ぶんじゃないか」

 信念が揺らぐことはなかった。だから大ベテランとなっても第一線に立ち続け、ワールドカップでの勝利や五輪代表をつかんだ。1995年の世界選手権ノーマルヒルでの金メダルや長野五輪団体金メダルと並ぶ、岡部の真骨頂である。

 引退は、2014年3月。同シーズン、4季ぶりにワールドカップ海外遠征メンバーに選ばれたがソチ五輪代表入りはならず、現役生活にピリオドを打った。43歳であった。

「若手の選手も伸びてくるし、指導する側にまわって強い選手をつくっていけたらと。いつまでたっても割り切れることはないけど、それでも割り切って。まだやれるなとは思っていましたけど」

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 引退した当初は、現役選手を見ていて「俺の方が飛ぶんじゃないか。今飛んだら勝てるとか思いましたね」と対抗心が湧き上がることもあったと笑う。

 指導者としても長い時を過ごしてきた。その中で、日本ジャンプ界には新たな芽が育ってきた。

 岡部はジャンプ界の変化と、ミラノ・コルティナ五輪をどう見ているのか。

<続く>

#4に続く
“銅メダル獲得”身長166cmの二階堂蓮なぜ覚醒? 岡部孝信が解説「混合団体、スーパーチームも金メダル狙える」ジャンプ界に到来した“新たな黄金期”
この連載の一覧を見る(#1〜4)

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