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ケガ人続出のサッカー日本代表「10代でW杯出場」が狙える序列…なぜ佐藤龍之介19歳は“走れて上手い”現代型MFになれたか「キレが他人と違う時が」 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2026/01/19 17:02

ケガ人続出のサッカー日本代表「10代でW杯出場」が狙える序列…なぜ佐藤龍之介19歳は“走れて上手い”現代型MFになれたか「キレが他人と違う時が」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

2025年、日本代表デビューをはじめ大活躍を見せた19歳、佐藤龍之介。彼のプレースタイルを形作ったこれまでとは

「できれば、攻撃をずっとしていたいですよ」

 ただ、そんなことを許されるサッカーは、1960年代までのモノクロ映像の中にしか存在しない遺物だと知っている。だから、佐藤はこう続ける。

「攻撃のポジションの選手なので、守備は嫌いではないけど、好きでもないというか。だから、高い位置で、前向きにプレスをかけたくて。ポジティブな守備を心がけています」

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 この話は、ドルトムントへ移籍したばかりの香川真司を彷彿とさせる。ユルゲン・クロップ監督のプレッシングサッカーに触れたばかりの頃、彼はこう話していたのだから。

「(日本にいたときには激しいプレッシングは)やってないね。でも、こっちの方が楽しいですね。ガツガツ行って、前からプレッシャーかけて。もともとオレは前からドンと行くタイプやし」

 ただ、大切なのは佐藤が誰かを彷彿とさせるということではない。攻撃的なポジションの選手として、守備は当たり前に取り組むべきことだと彼が認識しているところに意味がある。

キレが他人と違うなと感じる時は、自分でも

 だから、これまではほとんど経験してこなかったウイングバックのポジションを岡山で任されたことも前向きにとらえられる。

「ポジションだけで言ったら、シャドーなどをやりたいという思いはずっとあります。でも、プロの世界では試合に出ることが大事なので。監督が自分をそこで使ってくれているわけで、それに応えたい、そこで最大限のパフォーマンスをしようと思っています」

〈現代型〉の選手として、守備に走り回るのをいとわないのが佐藤の魅力。だからウイングバックでも影響力を持っているのだ。

 ただ、疑問はわく。なぜ、佐藤は走り続けられるのだろうか。

 Jリーグでは走行距離がその試合での最長を記録することも少なくないし、本人も手ごたえをこう語る。

【次ページ】 走り負けない原点は、家族との特訓にあった

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