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<特別インタビュー>大谷翔平がいま明かす“今まで一番緊張した瞬間”参戦表明のWBC決勝秘話「あの1イニングで僕がぶち壊せてしまう。その緊張感は…」
text by

石田雄太Yuta Ishida
photograph byNanae Suzuki
posted2026/01/15 06:02
Number最新号で単独インタビューに応じた大谷翔平<第2回>
「ダルさんがホームランを打たれたときじゃないですか(笑)」
――なんと、8回、カイル・シュワバー選手にソロホームランを打たれて3-2と1点差になったとき……大谷さんはブルペンで準備をしていたんですよね。
「あのとき、『1点差かあ』って……日本ラウンドからの過程も含めて、そこまでの物語がありましたからね。マイアミに行ってからはメキシコ戦の逆転があって、決勝では代表戦の最後の最後で投げるのは初めての経験でしたし……それに、僕はイタリア戦でも緊張していましたよ」
「ここは勝つだろうみたいな雰囲気には…」
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――東京ドームの準々決勝、大谷さんが先発したイタリア戦ですか。
「何か、勝つだろう、みたいな雰囲気があったじゃないですか。しかも、僕が投げたら行けるだろうみたいな……選手たちも首脳陣もそう思っている節がありましたよね。でもイタリア、強かったんですよ。(ビニー・)パスクアンティーノもいましたし」
――今シーズン、ロイヤルズで32本のホームランを打った……でも2023年のWBC当時は、その前年にメジャーデビューを果たしたばかりでしたね。
「そのときにはそこまで名前を知られていない選手だったんですが、僕からしたら、いや、すごいんだけどなっていう……えっ、誰? 知らないよっていう人が多かったんですけどね。イタリアのラインナップを見たらメジャーリーガーがたくさんいましたし、戦力として見たらワンチャン、日本より上かもしれないくらいの力があることはわかっていたので、そういう変なプレッシャーがありました。準々決勝は負けたら終わりでしたし、最低でもアメリカには行かないと、日本ラウンドで負けるなんてことは誰の選択肢にもなかったので、ここは勝つだろう、勝つしかないみたいな雰囲気には緊張させられました」
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