- #1
- #2
スポーツ・インテリジェンス原論BACK NUMBER
「ファストフードしか食べられない日も」アメリカでの“悩み”を告白…佐々木麟太郎20歳が語る、“超難関”スタンフォード大学での多忙な時間割「移動が過酷でした」
posted2026/01/09 11:06
スタンフォード大学の佐々木麟太郎(20歳)。NumberWebの単独インタビューに応じた
text by

生島淳Jun Ikushima
photograph by
Shiro Miyake
◆◆◆
本当に体が大きい。
声も大きく、そして礼儀正しい。
ADVERTISEMENT
花巻東高校を卒業してから、アメリカのスタンフォード大学でプレーする佐々木麟太郎が冬休みで日本に帰ってきた。
「日本は、食事が美味しいです」とニッコリするあたり、二十歳の青年らしい。
佐々木は1年目のシーズン、52試合すべてに先発し、
打率.269 本塁打7本 打点41
出塁率.377 長打率.413 OPS.790
という数字を残した。
「移動が過酷でしたね」6時間フライトが続き…
まず、1年目のシーズンを振り返ってもらったが、最初に出てきたのは「移動が過酷でしたね」という言葉だ。
「大学のリーグ戦は毎週末、金土日の3連戦があります。ホームゲームの翌週は遠征です。2週間に一度、大陸を横断する遠征があり、ノースカロライナに2度、バージニア、サウスカロライナ、ボストンにも遠征に行きました。
試合に向けて水曜日に移動しますが、遠征で利用するのは民間機なので、朝の5時くらいに寮を出発して空港に向かいます。それから5、6時間くらいのフライトで東海岸に向かいますが、もちろんエコノミークラスです。宿題がある場合は機内でWi-Fiを買って、勉強時間を作ることもありました。そして日曜の午後に試合が終わって、それから西海岸に戻ると、深夜3時くらいになっている日もありました」
かなりのハードスケジュールだ。
「生まれてから18年間、岩手県で育って、時差調整も必要がありませんでしたから、新しい常識を学ぶ1年だったと思います」
「ファストフードしか食べられず…」試合後の悩み
スタンフォード大学は、長年、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、アリゾナなど西部6州の大学が参加していたPAC12カンファレンスに所属していた。


