プロ野球亭日乗BACK NUMBER

侍ジャパン“センター問題”の切り札は森下翔太? 井端弘和監督に聞いたWBC連覇への青写真「“鬼門”の初戦」「大勝負でのミス」「二遊間は…」

posted2026/01/10 11:05

 
侍ジャパン“センター問題”の切り札は森下翔太? 井端弘和監督に聞いたWBC連覇への青写真「“鬼門”の初戦」「大勝負でのミス」「二遊間は…」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

連覇を目指す戦いの青写真を語る日本代表・井端監督

text by

鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

PROFILE

photograph by

Nanae Suzuki

 今年3月に開幕する第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇に挑む侍ジャパン。大谷翔平投手を筆頭に“ドリームチーム”を率いる日本代表・井端弘和監督に、戦いへの青写真を聞いた。〈全2回の後編/前編も公開中です〉

 ◆◆◆

 日本の世界一連覇がかかるWBC開幕まであと2カ月と迫った。日本代表「侍ジャパン」は昨年12月26日にロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手ら8人の代表入りを先行発表。現在も水面下でチーム編成が着々と進む中で、チームの骨格も次第に見えてきている。

 決戦の2026年。日本代表を率いる井端弘和監督へのインタビュー後編は連覇へのカギと選手たちへの期待を聞いた。

東京五輪で痛感した「初戦の難しさ」

ADVERTISEMENT

――井端監督は現役時代から国際大会への出場経験も豊富で、指導者としても東京五輪など数多くの場数も経験してきています。その中でWBC本大会を迎えるにあたって一番、難しさを感じるのはどこでしょうか?

井端監督 やっぱり初戦ですね。

――3月6日の台湾戦ですか?

井端監督 まあ、何というのか……こういう大会って最初でもたついたら、結構、後々の試合にも尾を引いてしまうことがあるんです。

――稲葉篤紀監督の下でコーチとして参加した東京五輪のときも、ドミニカ共和国との初戦は苦戦しましたよね。

井端監督 つまずきましたね。あれは結構大変だった。あの時は最終的にはドミニカに勝ちました(4対3)けど、次のノックアウトステージのアメリカ戦とかも勝つには勝った(7対6)けど、終始劣勢の中での試合になってしまいましたからね。

――初戦の難しさというのはどういうところにあるのですか?

井端監督 そうですね。まずこういう代表チームは普段から一緒にやっているチームではない。選手も選ばれてきて、そこからチームを作るというところでは、なんと言ったらいいかな……探る感じ? 自分も選手として代表戦に出ていた時、このチームがどういうチームになるのか、どういう野球をしなければならないのか、そういうことを探るのに結構な時間がかかった部分がありましたから。

 そうではなくて初戦の3月6日までには、そういう部分をクリアにして、初戦から心身ともにトップコンディションで『ここからもう一気にいくよ!』というところを示さないといけないなと思っています。

【次ページ】 台湾、韓国の対策は…

1 2 3 4 NEXT
#ロサンゼルス・ドジャース
#大谷翔平
#山本由伸
#佐々木朗希
#井端弘和
#岡本和真
#村上宗隆
#石井大智
#周東佑京
#森下翔太
#阪神タイガース

プロ野球の前後の記事

ページトップ