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プロ野球亭日乗BACK NUMBER
「メンバーはほぼ固まっている」侍ジャパン・井端弘和監督が語ったWBC連覇のカギ「打者・大谷翔平」の起用法は…「2番というのもありかな」
text by

鷲田康Yasushi Washida
photograph byNanae Suzuki
posted2026/01/10 11:04
気になる大谷の起用法は? WBCへの青写真を語る井端監督
「石井大智もそういう経験が…」
――もちろん打者の左右によって起用も変わってくると思います。そういう回の途中での起用で相手が左打者なら松井投手で、右打者なら誰になるのでしょうか?
井端監督 石井投手も阪神でそういう経験がありますよね。ただ、そこのところは本人ともしっかり話をして起用法を決めていきたいと思っています。
――最終的な30人の代表メンバーで、前回の例なども考えると投手が大谷選手を入れて15人、野手が15人という構成が予想されます。そうなると先行発表組を除くと投手があと7人、捕手3人と野手が内外野を合わせて12人。いつくらいにメンバーは固まりそうですか?
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井端監督 すでにほぼ決まっているポジションもありますが、投手と外野手はメジャーリーガーの参戦が正式に決まらないと最終的な決定ができないという状況ですね。
村上、岡本以外の内野手は…
――そのためにも1日でも早くメジャー組を含めたチームの全容を固めたいところですね。野手に関しても、このオフにポスティングでシカゴ・ホワイトソックス入りが決まった村上宗隆内野手(前ヤクルト)とトロント・ブルージェイズ入りした岡本和真内野手(前巨人)の参加が決まらないと、なかなか先に進めないというのもありますしね。
井端監督 移籍先が決まったらすぐにチームにはオファーを出していますし、本人たちもきてくれる気持ちでいてくれている。あとは大会本部の返答待ちというところですね。1日でも早く返事が欲しいという気持ちです。
――村上と岡本が入ってくれば内野の一塁と三塁は彼らで埋まります。そうなると残る内野手はメジャーリーガーには関係なく、国内組からの選抜ということになりますか?
井端監督 メジャーがいないポジションの日本選手っていうのは、もうほぼほぼ固まってるのかな、というところですね。1月の半ばくらいには20人くらいは発表したいと。残りの数人はギリギリの月末になるかもしれません。内野で1枠か2枠、外野も同じような感じになるかもしれません。
――最終調整に時間がかかる?
井端監督 まあちょっと昨年に故障などを抱えていた選手については、自主トレの状況を見て最終的な決断をしなければならないということもありますから。とにかく大会を通じて一番、大事なことは、勝つことと同時に選手に故障者を出さないことだと思っています。コンディションが不十分なままでムリをさせることはしたくないですから。そこの見極めは慎重にやっていきたいと思っています。
後編は井端監督が描く“連覇への設計図”について聞いた。〈つづく〉

