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村上宗隆「いろいろ難しかったですね…」ホワイトソックス“格安入団”の舞台裏「2年契約」に隠された意味と“2年後”へ描く「三段階のシナリオ」
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph byGetty Images
posted2026/01/08 06:01
新天地での背番号は「5」。村上宗隆が夢の一歩を踏み出した
「やり抜く自信はある」
空振りが多い、三振率が高い、スピードボールに弱い、守備力の不安……。和製大砲への注目が高まるとともに、ネガティブな報道も出た。村上はこれらの声に反発し、一部が与えた低評価を覆そうと燃えているはずだ。批判的な声は、むしろエネルギーにして反発力に変換してきた。それが、村上の生き様だ。活躍する自信は、どれくらいあるか。入団会見で問われると正直な思いを明かした。
「うーん。自信は、わかんないっす。けど、やり抜く自信はありますし、もし何か壁に当たったときにしっかりサポートしてくれる球団の方もいると思っていますし、自分もそれを乗り越える力はあると思っているので、その答えで言うと自信はあります」
村上が2年後のオフに大型契約を狙うとしても、この2シーズンで成功できるかどうかは、分からない。仮に成績が振るわなければ、FA市場に出ても大型契約どころかメジャー契約すら提示されなくなる可能性もある。だが、そのリスクは村上や代理人も十分に理解している。
大型契約を狙う新たな挑戦
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それでも年俸額を下げ、年数を長くする契約を選ぶ選択をしなかった。短期で勝負する。この2年で強豪球団からも「ほしい」と思われる選手になる。それができないなら、どの道、メジャーで生き抜く力はない、と覚悟を決めたのかもしれない。悩みながら下した決断には、絶対にメジャーで成功する強い意志を込めた。
「(目標の)数字はあまり考えていなく、本当にその日の試合で結果を残すことに集中してやりたいと思っているので、それが続けられれば、成功だと思います」
長年、目指してきた舞台に立ち、そして自分の評価を高める。ホワイトソックスの一員として勝利を目指しながら、自分の未来も切り拓く勝負が待つ。村上は夢を叶えたと同時に、次の大型契約を狙う新たな挑戦にも挑んでいる。〈前編も公開中です〉


