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「すごくキレイな子だなって…」五輪金メダリスト松山恭助28歳が叶えた“まるで映画”な国際結婚「思っている以上に反響が大きくてびっくり」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyosuke Matsuyama
posted2025/11/26 11:01
今年8月に結婚を発表したフェンシング男子フルーレ日本代表の松山恭助(28歳)。お相手はポーランド代表のアレクサンドラ・イェグリンスカさん
距離を縮めたのは翌月のエジプトでのワールドカップ。団体戦の決勝前の空き時間、会場内でアレクサンドラさんに遭遇した松山は声をかけた。
「どんな日本語を知ってる? とか、ポーランド語で『ありがとう』はどう言うの? とか。フェンシングの話をするわけじゃなく、何でもない話ばかりでしたけど、1時間ぐらい二人で話していました」
その後、国際大会で会うたびに会話を重ね、5月には香港で初デート。互いに好意を寄せ合う二人の恋が進展するのに時間はかからなかった。切り出したのはアレクサンドラさんだった。
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「私のこと、どう思ってる?」
松山はすぐに応えたい気持ちがあったが、「ごめん、今はオリンピックに向けて少しナーバスになっているから、終わるまで待っていてほしい」と素直に伝えた。アレクサンドラさんは同じ競技者としてすぐに理解してくれたという。
そうして迎えたパリ五輪本番。男子フルーレ団体で悲願の金メダルを手にした松山は、大会後にポーランドへ飛び、正式に交際を申し込んだ。答えはもちろん「イエス」。日本とポーランドの遠距離交際がスタートした。〈つづく〉
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