SCORE CARD INTERVIEWBACK NUMBER
中島洋太朗「父と同じ『35番』を背負って戦う天才が放つ“時が止まるパス”」
posted2025/11/25 09:00
text by

北條聡Satoshi Hojo
photograph by
J.LEAGUE
「見ている人たちが驚くようなプレーをすること――それが一番楽しい」
そう話すあたりは、いかにも“生粋のファンタジスタ”らしい。今季のルヴァンカップで『ニューヒーロー賞』を手にした19歳のMF中島洋太朗である。
サンフレッチェ広島からの選出は高萩洋次郎以来、15年ぶり2人目。歴代受賞者は長谷部誠など元日本代表の実力者がズラリと名を連ねる。中島もまた、次代を担う超逸材と言っていい。
柏レイソルを破って優勝した決勝こそ途中出場だったが、そこまでの勝ち上がりに大きく貢献。湘南ベルマーレとの準々決勝では敵地での第1戦で華麗なアシストを2つ重ね、横浜FCとの準決勝では敵地での第1戦で鮮やかな先制ゴールを記録し、勝利の立役者となった。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り: 1644文字
NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。
