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来季も残留決定…「MLBのホームラン王」がナゼ楽天に? あの“レジェンド助っ人”の言葉でわかった「活躍できる外国人選手の条件」とは何なのか
posted2025/10/15 06:02
コロナ禍で短縮シーズンだった2020年にア・リーグの本塁打王に輝いたルーク・ボイト。楽天でも活躍を見せ、来季も契約延長が決まった
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JIJI PRESS
ヒットを打つ。ベンチのチームメートがお辞儀をすると、塁上のルーク・ボイトは気をつけの姿勢から頭を下げて応える。ボイトはその行為が日本の礼節であることを知った上で、パフォーマンスとして取り入れているのだそうだ。
ヤンキース時代の2020年にホームラン王。
メジャーリーグでは7年間プレーし、世界最高峰の舞台で通算95本のアーチを描いた長距離砲がシーズン途中の6月に来日してから、その評判にふさわしい実力を発揮した。
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今季は67試合の出場ながら打率は3割。ホームランは13本で39打点をマーク。そしてOPS(長打率+出塁率)も、優れた長距離ヒッターの指標と言われる.900に迫る.882と上々の数字を残した。さすがのパフォーマンスは、メジャーのホームラン王の面目躍如である。
「自分としては思った以上に時間がかかった。もっと早く順応できると思っていたからね」
そんな風に少し不満そうに日本球界での適応を語るボイトには、確かな風格が漂っていた。
メジャー95発の強打者…なぜ楽天に?
楽天はこれまで、13年にメジャー通算434発のアンドリュー・ジョーンズをはじめ、14年には150発のケビン・ユーキリス、16年には162発のジョニー・ゴームズと、実績十分の「大物」外国人選手を獲得してきた。
今年、その豪華なラインナップにボイトも加わったわけだが、だからこそ聞きたかった。
「あなたはなぜ、楽天へ?」と率直に尋ねると、ボイトは「日本でプレーすることをずっと願っていたんだ」と望みを明かし、その経緯を語り始めた。
では、その決断の裏には果たしてどんな思いがあったのか——その続きは本編で明かされている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
