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「なってしまったことは仕方ないので…」甲子園“広陵辞退で不戦勝”の津田学園…選手が語った胸の内は？ 次戦の優勝候補戦は「名前負けせずに」
posted2025/08/15 11:06
広陵の出場辞退により2回戦が不戦勝となった三重・津田学園。特例で設けられた甲子園練習を終え、選手たちの胸中は…？
text by
田口元義Genki Taguchi
photograph by
JIJI PRESS
連日盛り上がりを見せる夏の甲子園。一方で今年は広島・広陵高が一連の暴力事案に関する問題から、初戦を終えてまさかの出場辞退という結果となった。異例の事態を受けて、大会本部は2回戦で広陵と対戦予定だった津田学園（三重）に、甲子園での練習時間を設けた。観客の姿もない“聖地”での練習の様子は、一体どんなものだったのだろうか。《NumberWebレポート全2回の2回目／最初から読む》
“不戦勝”津田学園の甲子園での練習の様子は…？
広陵高校の甲子園出場辞退を受けて、大会本部の配慮により特別に甲子園での練習時間を設けられた津田学園（三重）。その最後には、アカペラで校歌を斉唱する一幕もあった。
練習後、佐川竜朗監督はこんな風に語っていた。
「（不戦勝となり）『校歌を2回、歌えなかったね』っていうことだったので。本当にリセットしたかったので」
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津田学園にとって、実はこれが“2回目”のリセットだったはずである。
1回目はもちろん、広陵が2回戦の出場を辞退し、津田学園の不戦勝が決まった8月10日だ。この時、佐川は大会本部を通じてコメントを寄せている。
