プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「上谷沙弥がメディアに出まくって…」“人気覆面レスラー”スターライト・キッドの嫉妬「バチバチに意識」スターダム“赤と白の二冠戦”は実現するか
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2025/07/20 17:00
白いベルトと赤いベルトの二冠戦を視野に『5★STAR GP』優勝を狙うスターライト・キッド
「ネオジェネは遅れてきた青春。プリクラも撮る」
NEO GENESISは全員が若い世代のレスラーだ。
「撮影や配信はそのまま。天咲光由もはじけてる。同世代のメイ(星来芽依)ちゃんも若いときからやっているから、ふだんの話も『これ、懐かしいよね』とか。遅れてきた青春みたい。他のユニットはファミリー感。ネオジェネは友達、学生の同じクラスの子たち。気を遣わず楽しく自由にやれる。みんなでご飯いったりプリクラ撮ったりしてます。最近のプリクラ進化しすぎ! まとめるところは私がしっかり。私はお酒飲まないので、ほかの人たちは行っていますが、ほとんど行きません。お酒で太るくらいなら、おいしいものを食べて太りたい。50kgの壁は超えないようにしています。見た目に結構出る。数字が低くても、色白なので膨張しちゃう。動きやすいベスト体重は大事。コンディション整えるためにも」
成し遂げたいことはたくさんある。それでもキッドはあえて自然体でこう口にした。
「なるがまま、です。計画立てたところでその通りには行かない。人生、何が起こるかわからないと思っているんで。さっきカフェって言いましたけれど、プロレス辞めた後は考えていない。いつまでワンダーのチャンピオンでいられるかはわからない。これだけ選手層が厚くて、いつだれが取りに来るかわからない。だからなるがまま、ですね。AZMがどう思っているか知りませんが、私は子供の時からやってきたAZMとゴッデス(タッグ王座)を狙いたい。タッグチャンピオンのwing☆gori(羽南と飯田沙耶)とは引き分けていますから」

