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巨人チアのリアル「想像よりもずっと過酷」「じつは体育会系」ダンスキャプテンに聞いた「ヴィーナスの仕事だけで生活できる?」その“意外な答え”

posted2025/06/29 12:00

 
巨人チアのリアル「想像よりもずっと過酷」「じつは体育会系」ダンスキャプテンに聞いた「ヴィーナスの仕事だけで生活できる?」その“意外な答え”<Number Web> photograph by Miki Fukano

巨人の公式マスコットガール「ヴィーナス」の高坂咲舞さん

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NumberWeb編集部

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Miki Fukano

  30年以上の伝統を誇る読売巨人軍の公式マスコットガール「ヴィーナス」。ダンスキャプテンを務める高坂咲舞(こうさかえま)さんが、きらびやかな表舞台の裏側にある"体育会系"な一面をNumber Webのインタビューで明かした。そのダイジェスト版をお届けする。

「想像よりもずっと過酷でした」ヴィーナスのリアル

「キラキラして踊ってるだけじゃない」と語る高坂さん。ヴィーナスの仕事は、試合でのパフォーマンスだけではない。東京ドームでの見学ツアーのアテンド、場外イベントのMC、地方遠征、ビジターでのマスコット交流、年間70回の幼稚園・保育園訪問、ダンススクールでのレッスンなど、多岐にわたる業務を21名のメンバーで担当している。

「想像よりもずっと過酷でしたね。早い時間に現場に入って、練習もたくさんして」と高坂さんは振り返る。さらに意外なのは、その収入面だ。「ヴィーナスの仕事だけで生活していけるか」という質問に、「正直、ちょっと厳しいです。実家暮らしならいけるかな、くらい?」と率直に答えた。メンバーのほとんどが他のアルバイトなどと掛け持ちするのが実情だという。

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 チーム内では先輩・後輩の文化も根付いている。「率先して動くのは1年目、それをサポートするのが2年目、3年目は全体を見て、4年目、5年目が締めるところを締める、みたいな文化はあります」と高坂さん。自身は「ピリつかせる側」として、時に厳しい言葉で仲間を鼓舞することもある。

 それでも「楽しいから続けたい」という思いが何よりも強い。高坂さんは「私たちマスコットの役目は、ファンの皆さんと選手をつなぐ架け橋」と自らの使命を語る。見えないところでの努力と献身が、華やかな球場の雰囲気を支えている。本編では知られざる「巨人チアのリアル」をさらに詳しく掘り下げている。

<つづく>

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 この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

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