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「悪意のある編集になってる」『テラスハウス』炎上で亡くなる前に、木村花さんが相談していた“悲痛な悩み”「今、初めて言いました」母が明かす真実
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伊藤雅奈子Kanako Ito
photograph byL)木村響子さん提供、R)Takuya Sugiyama
posted2025/05/23 11:02
木村花さんが抱えていた“葛藤”を、母・響子さんが今打ち明ける
花さんが明かしていた悩み「悪意のある編集になってる」
木村 「ほんとそうなんだよ。すごい切り抜かれて」と。実際に、ケンカしてもすぐに仲直りして、次の日には一緒に遊びにいっているのに、ケンカのシーンだけが使われて、ずっと仲が悪いような悪意のある編集になってる、とか。「そこまで無理して出演を続けなくてもいいんじゃない?」と言うと、花は「そんなに長く続けるつもりはなかったし、卒業したいって伝えてるけど、辞めさせてもらえない。ママが“ピンクの猫バス”(響子さんが運営していた移動式キッチンカー)で迎えに来るプランもある」と。「あの人たちは出演者のことを人間だと思ってない」とも言っていて、花はピュアで、人を信じやすいところがあったので、「信用しすぎると、あとで傷つくこともあるからね」と私が言うと、「もう信用してない」とも言っていました。
――番組からの早期卒業は、響子さんの気持ちでもありましたか。
木村 はい。でも、それは本人のチョイスだから、親がどこまで口出ししていいのか。「私はそう思う。……けどね」と、それ以上に口をはさむのはルール違反だというのが、自分のなかにはあって。もっとね、誓約書のことをちゃんと知っていたらな、というのはあります。未成年だったら、契約するときに私も一緒に行けたんでしょうけど、本人は出演が決まったときに喜んでいたから、「私は心配だよ」って言うと水を差すなと。んー……。何が正解だったんだろう……。いま言っても、「たられば」になっちゃうんですけど。
「最後のメッセージみたいなものが送られてきて…」
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――5月23日当日のことは、お話しできますか? つらくなったら、いつでもストップをかけてください。

