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“偏差値68高校でプロ注目”「レイモンド君、面白いで」ハイレベル文武両道球児が京都にいた「190cm長身ショートは最速138キロの二刀流…野球研究も」 

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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posted2025/05/05 17:01

“偏差値68高校でプロ注目”「レイモンド君、面白いで」ハイレベル文武両道球児が京都にいた「190cm長身ショートは最速138キロの二刀流…野球研究も」<Number Web> photograph by Kou Hiroo

同志社国際のフォーク黒田レイモンド豪。中高一貫校に通う二刀流選手の“意外な一面”とは

「同志社国際高はスポーツ推薦をしていなくて、みんな勉強で入ります。高校から野球を始める子もいる。有力校とは実力差がありますが、そんな仲間と一緒にベスト8とかベスト4まで持っていけるように頑張りたい、と思いました」

――高校に入って、選手としては伸びたんでしょうか?

「塩見賢司監督に『投手をやらせてください』といって、マウンドに上がって、最初のうちは1回に7失点とか、全然イニングが終わらなかったりしたのですが、それでも我慢強く使ってくださって、すごく伸びたと思います。

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 今もショートですが、時々マウンドにも上がって、球速は138km/hくらい出ていると思います。一度肩が痛くなったことがありますが、顧問の先生からいいリハビリの先生を紹介してもらって、リハビリもしっかりできたので、今は痛くなくなりました」

二刀流のプロ注目だけでなく「研究」も

 最近はショート、投手の二刀流としてメディアでも「プロ注目」と書かれることが多くなった。それと同時にレイモンドは前述したように、ユニークな「研究」でも注目されている――。〈つづく〉

#2に続く
“プロ注目二刀流球児”がアメリカ高校球児100人にアンケート「勉強と野球の両立どうしてる?」「米国の大学に行って日本球界に貢献したい」

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#同志社国際高校

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