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「筋肉がカチッと…こんな選手いたんだ」里村明衣子はなぜ荒井優希を“ベタ褒め”したのか? SKE48卒業後はプロレスに専念…26歳“脱アイドル”の覚悟
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2025/03/20 17:02

ジャンピングキックを里村明衣子に叩き込む荒井優希。3月16日、大田区総合体育館
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「里村さんに勝てる、と思わせるくらい強くなりたい」
荒井は夢を馳せる。
「たくさんの人にプロレスを知ってもらえるようにしたいです。自分もこれから里村さんが見てきたような景色が見たい。強くなるのはもちろん、もっと知ってもらって、プロレスを広めていけるように」
荒井の涙は笑顔に変わっていた。
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「気の強さは負けてないかなって思います。今はそれくらいしかなくて、次また力比べをできないのが残念なんですけど、みんなに『今なら里村さんに勝てるんじゃないかな』って思わせるくらい強くなりたいです」
2021年5月のデビューから約4年。東京女子プロレスに出逢って「変わることができた」という荒井は、レジェンドの強い後押しを受けて、4月からプロレスに専念する。
