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林下詩美の退団、主力の欠場、後楽園ホールの空席…マリーゴールドの“正念場”に桜井麻衣が抱く危機感「自分がやらなきゃ、この団体は終わっちゃう」

posted2026/05/19 17:02

 
林下詩美の退団、主力の欠場、後楽園ホールの空席…マリーゴールドの“正念場”に桜井麻衣が抱く危機感「自分がやらなきゃ、この団体は終わっちゃう」<Number Web> photograph by Essei Hara

マリーゴールドで活躍する桜井麻衣。5月23日の2周年大会で退団する林下詩美への思い、団体に抱く危機感を熱く語った

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原悦生

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 マリーゴールドは5月23日に大田区総合体育館で2周年記念大会を行うが、岩谷麻優、ビクトリア弓月ら負傷欠場者が多く、さらに林下詩美がその日を最後に退団することで正念場を迎える。

 メインイベントは6人タッグマッチ。青野未来、桜井麻衣、MIRAI vs.林下詩美、彩羽匠、マディ・モーガンという顔ぶれだ。

 マリーゴールドは2024年4月15日の設立会見では所属7選手でスタートしたが、その中で2周年の大田区のメインのリングに立ち3年目を迎えられる主力は桜井1人だけだ。そんな桜井に話を聞いた。

「マリーゴールドの3年目は自分が引っ張っていく」

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「まだ2周年なのに人がこんなにも抜けちゃって、旗揚げの時には考えもしなかった状況です。上の先輩からどんどんいなくなっていくのでマリーゴールドの中で押し上げられて、キャリアでいったら上になった。ずっとマリーゴールドのてっぺんに立つという目標はあったのですが、上の人がいなくなって現実的に自分が想像していたよりも早いタイミングで、背負っていかなくてはいけない状況になっている。正直、自分の中には焦りのようなものはあります」

「この状況になって初めて、ああ先輩ってこういうものを背負っていたんだなあ、と認識して、大きいプレッシャーを感じています。ジュリアさん、(高橋)奈七永さん、MIRAIさん、詩美さんにしても、先輩たちがこんな大きいプレッシャーを背負ってくれていたことに感謝して、2周年を機に自分が次を引き継いでいきたい。マリーゴールドの3年目は自分が引っ張っていくという気持ちでやっていきたい」

 桜井は一人語りのように続けた。

「ジュリアさんがアメリカへ行く時も今と同じように、『マリーゴールド大丈夫なのか?』と言われました。その後の初のリーグ戦の時って私、誰よりも必死だったんです。自分に対してというより、マリーゴールドという団体が存続できるかどうかという不安があった。だから、自分がこのリーグ戦で頑張っていかなきゃいけないな、と。今、あの頃の試合やマイクを見返すと、ギラギラしている。あのリーグ戦ではメインイベントに立つ事が多くて毎回プレッシャーで押しつぶされそうでした。でもその経験が自信にも繋がりました。私が決勝戦へ進むことが決まった瞬間の会場の盛り上がりが凄かったと後から聞いて、毎日プロレスのことを考えてきてよかったと報われた気持ちになりました。あの勢いのまま優勝したかったけれど、勝てなくて自分の中ではすごく悔しかった。当時は白いベルト(UN王座)もなかった自分ですが、生意気にもこの時のことが赤いベルト(ワールド王座)を目指すきっかけになりました」

【次ページ】 じつは旗揚げ1カ月後からあった“危機感”

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