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「40歳まで現役やろうよ!」DeNA森原康平を支える地元・広島の「秘密基地」に潜入…“チーム森原”の若手も音を上げる!? ピラティストレとは
text by
石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byTakashi Ishizuka
posted2025/01/20 11:00
30歳を過ぎても進歩を続ける森原康平の肉体を支える秘密とは? オフのトレーニング施設に潜入した!
「シンプルに言うと、体幹まわりの機能を上げていくことで、効率のいい体の動かし方を手に入れたり、また効率のいい動かし方をすると、姿勢も整ってきます。森原選手とは、手足ではなく、おへそまわり、骨盤まわりから動きを出せていけるようにしようって話をよくしますね。あとは下半身。股関節、足首の動きをしっかりと出すということ。その動きの範囲すべてを自分でコントロールすることを主眼においています」
安定感のある身体操作へ
可動域を確保しながら、安定し、自分がイメージするように体を動かす。簡単そうに見えて、意外とこういった身体操作は難しいという。ゆえにインナーマッスルなど細部に目を向けなければならない。
「そうですね。例えばスピードや勢いに任せて体を動かしていると、関節の動きを逸脱したり、また怪我のリスクも高まります。それに“再現性”という部分でも低くなってしまうので、その部分を大切にしながら指導しています」
じつはレアなピラティスとウェイトの組み合わせ
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また『Studio TAIKA』の特長は、ピラティスとウェイトトレーニングの施設が併設されていることだろう。じつはこういった施設は日本国内にほとんどなく、これも森原との話し合いで導入することになったという。
「それぞれのトレーニングの良さがあって、それを組み合わせると、よりいいものができるのではないかと森原選手と意見を出し合って、検証を進めることで自信を持って今の形にすることができました」
ピラティスとウェイトのジョイント。ほぼ前例がないだけに、最初は手探りだった。
「ロードマップがない状態でしたので、評価を常にしながら、選手の感覚なのか、データなのか、それともグラウンドでの表現なのかというのを、モニタリングしながら構築していったという感じですね」
そこは森原という指標になる選手がいることで、新たなメソッドは、まだ発展途上ではあるが方向性は確立しつつあるという。