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「昨年も松山の優勝から始まった」 “正月ムード”を吹き飛ばした松山英樹の“-35”記録的V…世界1位への可能性、松山に続きたい日本勢の2025年 

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桂川洋一

桂川洋一Yoichi Katsuragawa

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posted2025/01/09 17:00

「昨年も松山の優勝から始まった」 “正月ムード”を吹き飛ばした松山英樹の“-35”記録的V…世界1位への可能性、松山に続きたい日本勢の2025年<Number Web> photograph by Getty Images

開幕戦を制した松山英樹(32歳)。今週のソニーオープンでも活躍を期待したい

 昨年は日本のゴルフ界にとって稀にみる一年。男子・欧州ツアー(DPワールドツアー)で史上初めて年間3人の日本人チャンピオンが誕生した。2月から星野陸也がカタールで、中島啓太がインドで、桂川有人が日本ツアーとの共催大会で優勝。6月の米下部コーンフェリーツアーでは大西魁斗が2004年の今田竜二以来の優勝を飾った。

 アジアンツアーでは幡地隆寛がニュージーランドで行われたアジアンツアーでプロ初タイトルを獲得。日本で賞金ランク2位だった平田憲聖は4勝したタイトルのひとつが、アジアンツアーと日本、韓国との共催タイトルだった。また、2022年にスタートしたLIVゴルフでは香妻陣一朗がメンバーとしてシーズンを戦った。

 なんと言っても、女子では笹生優花が6月の全米女子オープンで2勝目を挙げ、古江彩佳が7月エビアン選手権でメジャー初制覇を達成した。

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 そして2023年まで2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有はKPMG全米女子プロで2位、パリ五輪で4位と今年、新天地にする米ツアーですでに注目の存在。日本ツアーで8勝の新女王、竹田麗央はTOTOジャパンクラシックを制したことで、こちらも主戦場を米国に飛び立つ。2025年の米女子ツアーを主戦場にする選手は実に13人に膨らんだ。

 この輝かしい一年を呼び込んだのが、昨年2月ジェネシス招待で2年ぶりの優勝を飾った松山。今年はさらに1カ月以上早く、スタートの号砲を鳴らした。

 女子に負けじと男子も今年はPGAツアーには前出の松山、星野、大西に加えて久常涼、金谷拓実の5人がツアーメンバーとして参戦。第2戦の今週、ソニーオープンからレースは始まっていく。

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