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「年間300万円違ったんですよ」ライオネス飛鳥が明かす、長与千種との“給与格差”「当時は知らなかったので…」引退後に知った全女の“カネ払い” 

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堀江ガンツ

堀江ガンツGantz Horie

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posted2024/12/16 11:02

「年間300万円違ったんですよ」ライオネス飛鳥が明かす、長与千種との“給与格差”「当時は知らなかったので…」引退後に知った全女の“カネ払い”<Number Web> photograph by AFLO

時代の寵児となったクラッシュ・ギャルズ。スポットライトの裏では、意外な“格差”もあった

玉袋 新人は生かさず殺さず、最低限の生活しか補償しないのが全女なんですよね。ユニセフとかから怒られるぞっていう。

飛鳥 でも、当時は巡業が多かったんで、2班に分かれている時は全員連れて行かれたんですけど、それがまた1班になった時は人数が多すぎるってことで、まだ未熟な新人は置いていかれるんですよ。自分と大森は鍛えて体もできていたんで巡業は全部連れて行ってもらえたんで、試合給ももらえてあんまりお金には困らなかったんですよ。千種とかダンプは巡業に連れていってもらえなくて、お米しかないから、ご飯にタバスコかけるタバスコライスとか、ご飯にバター乗せるだけのバターライスとか食べていたらしいですけど、私は食べたことないんです。

玉袋 全女は新人時代から“格差社会”だったんだな~。弱肉強食っていうね。

じつは長与と飛鳥にも“給与格差”があった

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飛鳥 試合に出られるようになると前半が6000円、後半のセミやメインに出ると8000円とかになって、最終的に人気絶頂の時は私は3万5000円だったんですよ。

玉袋 1試合3万5000円? もっともらってもいいよ!

飛鳥 全盛期は年間300ぐらい試合をしてたんですけど、辞めてから聞いた時に千種とダンプは1試合4万5000円だったんですよ。年間300試合なんで、同じことやってて300万円違ったんですよ!

玉袋 クラッシュ・ギャルズ同士でも格差があったんだ! これは揉めるぞ~!

飛鳥 当時は知らなかったので、お金で揉めることはなかったんですけど。あとになってわかったのは、よく事務所に顔を出す人は給料が上がっていくんです。

玉袋 ワハハハハ!

飛鳥 大森なんて松永兄弟に気を遣ったりしないから2万5000円だったんですよ。「言いに行け」って言って、3万5000円になったんですけど。

ガンツ 松永兄弟の露骨なえこひいきっていうヤツですね(笑)。

飛鳥 あの兄弟は平気でそういうことするんですよ。もう笑うしかない(笑)。

玉袋 いやあ、たまらんな~。《インタビュー第2回に続く》

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#2に続く
「先輩方はキャバレー回りから始めて…」クラッシュ・ギャルズはいかに女子プロレスを“変えた”のか? ライオネス飛鳥が抱いた「時代を壊したい」という夢

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