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木村勇大「未勝利の絶望を経て初心に戻り“古巣”で開花」

posted2024/11/09 09:00

 
木村勇大「未勝利の絶望を経て初心に戻り“古巣”で開花」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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JIJI PRESS

 耐えて、強引にでも前を向いて打開を図っていく――。好調の東京ヴェルディを前線で牽引する大卒2年目23歳のストライカー、木村勇大は己の生き方をプレーに刻み込む。

 ゴール数を2ケタに乗せたアウェイの柏レイソル戦(8月31日)は、これぞという一発だった。ゴール前で相手をブロックしながらボールを収め、ターンして力強く前に出て目いっぱい右足を振り抜く。それは遅ればせながら自分への約束を果たした瞬間でもあった。

「プロになった(加入)会見で“2ケタを獲る”って確か言ったんです。でも思ったように試合に出られなくて、移籍してもなかなか点を獲れなくて……今年に入ると2ケタなんて遥か先の先みたいに思っていましたから」

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