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大谷翔平の衝撃成績“6月通算48本塁打”「オオタニは宇宙人か」全米が騒然Mr.ジューン史…ベッツ骨折、山本由伸離脱ドジャースを救えるか
posted2024/06/17 17:00
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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AP/AFLO
<名言1>
3~4週間後に状態が改善され、まずは打席に立ち、その後いつマウンドに戻れるか、それがわかることを願っている。
(マイク・ソーシア/NumberWeb 2018年6月18日配信)https://number.bunshun.jp/articles/-/831098
◇解説◇
大谷翔平は6月に強い――その印象はデータでもハッキリしている。
<大谷翔平:メジャーリーグでの6月打撃成績>
2018年:11打数3安打 打率.273 OPS.697
2019年:94打数32安打9本塁打22打点4盗塁 打率.340 OPS1.092
2020年:短縮シーズンで出場なし
2021年:81打数25安打13本塁打23打点4盗塁 打率.309 OPS1.312
2022年:94打数28安打6本塁打17打点1盗塁 打率.298 OPS.974
2023年:104打数41安打15本塁打29打点4盗塁 打率.394 OPS1.444
2024年:54打数13安打5本塁打8打点2盗塁 打率.241 OPS.876
※24年は現地16日時点
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21年、23年と2度の月間MVPに輝くなど、この時期、毎日のようにホームランを放つ姿は日本のファンにはもうおなじみだ。
打ち方を含めてよくなるように努力を
ドジャース移籍1年目の今年はややバットが湿っていたものの、11、12日のレンジャーズ戦で2試合連続本塁打、そして現地時間16日のロイヤルズ戦で第2打席に左中間に飛距離約137mの特大の18号を放つと、続く第3打席もライトに引っ張って約122mの一撃を放り込む。続くフリーマンの連続本塁打、エースのグラスノーの好投もあって、ドジャースは3−0で勝利した。
地元放送局のインタビューに対して大谷は「打ち方を含めてよくなるように努力しているので、それが今日は良い結果になってくれてよかったです。(相手先発のシンガーは)リズム、テンポのよいピッチングだったと思いますが、数少ない甘い球をしっかり打てました」と答えた。
大谷にとってメジャー1年目の6月は試練だった
通算190本塁打のうち48本塁打がこの月に放ったということもあって、6月は大谷と好相性……という印象がある。ただ、出場試合数が少ないメジャー1年目の2018年にはいきなり試練が訪れていた。