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高橋宏斗、岡林勇希、根尾も石川も「開幕二軍スタート」の衝撃…中日・立浪和義監督がいきなり見せた“鬼采配”の真意とは〈オープン戦は同率V〉

posted2024/03/29 11:06

 
高橋宏斗、岡林勇希、根尾も石川も「開幕二軍スタート」の衝撃…中日・立浪和義監督がいきなり見せた“鬼采配”の真意とは〈オープン戦は同率V〉<Number Web> photograph by JIJI PRESS

立浪監督の「鬼采配」の真意とは…

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小西斗真

小西斗真Toma Konishi

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 セ・リーグから公示された中日ドラゴンズの開幕ロースターを見て、驚いた中日ファンもいたことだろう。6年目の根尾昂、5年目の石川昂弥、岡林勇希、4年目の高橋宏斗がそろって外れていたからだ。全員が高卒入団で、岡林を除く3人はドラフト1位。また高橋宏は昨年のWBC、岡林は昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップ、そして石川は今春の欧州選抜との強化試合で、それぞれ侍ジャパンに選ばれている。

 トッププロスペクトであり、ドラゴンズの未来を照らす希望の灯でもある。ところがそろって開幕二軍とは……。それぞれの状況を書くと、先発ローテーション入りが目標だった根尾は、オープン戦では3試合に登板し、計14イニングを投げて被安打12、奪三振13で防御率は3.86。しかし、与四球7と制球力の改善という課題は解消できなかった。

ドラゴンズの希望の灯が…

 キャンプは二軍スタートながら2月末には一軍合流。オープン戦では13試合、43打席とチャンスは与えられたのが石川だが、打率.175、1本塁打と結果を残すことができなかった。

 岡林は2月23日の広島とのオープン戦(北谷)で、送球した際に右肩を痛め、一軍から離脱した。その後、二軍では実戦に復帰し、守備にもついている。しかし打率.120と状態は上向いていない。昨シーズンに続いてフルイニング出場が目標だったが、いきなり頓挫してしまった。

【次ページ】 立浪監督の真意とは…

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