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交際2年でのプロポーズをまさかのスルー…元女子プロ野球選手・加藤優(28歳)が明かす、俳優夫・辻本祐樹との結婚秘話「将来は田舎に住みたい」
text by
佐藤春佳Haruka Sato
photograph byL)本人提供、R)Shiro Miyake
posted2023/11/22 11:04
今年7月、俳優の辻本祐樹との結婚を発表した元女子プロ野球選手の加藤優さん
家庭では「野球の話題は一切ない」
辻本が出演する舞台を見に行ったことが交際のきっかけになったという二人だが、実は辻本の方も交際中に加藤が出場している女子プロ野球の試合を見に行くこともあったのだとか。
――よく観戦されていたんですか?
加藤 そうですね。ホームゲームの時なんかにたまに。一度、京都で試合をしたことがあったんですが、彼がちょうど『科捜研の女』(テレビ朝日)で京都に来ていて、撮影の合間に見に来てくれたこともありました。
――男女逆のパターンだと、プロ野球選手が家族の見ている前でホームランを打ったりというようなエピソードも聞きます。そういうことはありました?
加藤 見に来ていた試合でタイムリーを打ったことがありました。決勝打だったので、ちょうどお立ち台に立ったことを覚えています。
――現役引退の節目の決断というのは、何か相談されたのでしょうか。
加藤 彼は野球のことはよく分からないんです。なのでいつも、手放しで応援してもらっていました。特に相談ということはなく、「引退するわ」と言ったら「そっか、お疲れ」という感じ。お互い、仕事のことはそこまで多く話さないんですよ。私も完全燃焼という感じで引退できたので、本当に悔いなくやりきった、という感じでした。
――野球の話は家庭では全くしないんですか?
加藤 一切ないです。彼はプロ野球にも興味がなくて、家にいる時は野球の要素というのがゼロに近い状態かもしれません。
“付き合って2年のプロポーズ”に気付かなかった
実は辻本からは、交際後早い段階からプロポーズを受けていたという。しかし、加藤はその真意に全く気が付いていなかった。
加藤 付き合って2年目ぐらいかな。彼、すごく物作りが上手なんですけど、私の誕生日に絵の具で描いた絵をプレゼントしてくれたんです。グローブに指輪がついたデザインの絵で、裏返すと実際に指輪がついていたんです。この指輪も彼が手作りしたもので、そこに英語か何かで文字が書いてあったんですよ。
――ロマンチックじゃないですか!
加藤 たぶんそれがプロポーズ、だったんですけど……私、全然気が付いていなくて。ただ絵をもらって「嬉しい!」って感動していただけでした。「ありがとう」って流しちゃっていて、だいぶ経ってから彼に「なんで気が付かないの? 普通気付くよ」って言われました。せっかくロマンチックだったのに、私、多少鈍感なところがあって(笑)。