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WBCで“ピギーバック”を担う今永昇太が三振よりも求めること。

posted2023/03/09 09:00

 
WBCで“ピギーバック”を担う今永昇太が三振よりも求めること。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

昨年11月のオーストラリア戦は4回64球で10奪三振。国際試合では必ず投球回数を上回る奪三振を記録してきた

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

PROFILE

photograph by

Hideki Sugiyama

 今永昇太はこのオフから、花を育てているのだという。

「何の花というわけではなく、花の一覧があって、自分の持っている花瓶に合わせていろんなパターンの組み合わせを注文できるので楽しいですよ。これ、いいなと思った花が2、3日後に届くので、それを活けて、水を替えたり、枯れてきたら茎のほうを切ったり、葉っぱをきれいにしたり……そんな生活をしています」

 今年はWBCがある――日本代表に選ばれるであろうオフを過ごしてきた今永は「あんなに選ばれたかった日本代表にいざ選ばれるとなると恐怖心が出てくるものなんですね」とも話していた。だからこそ、心を癒やす何かが欲しかったのだろう。

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