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「マイアミのはずが-7度のシカゴで凍える…」WBC米国観戦の“ビックリ体験”「ビール1杯1900円!」「中野拓夢が“神対応”を」 

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Aki

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photograph byNaoya Sanuki

posted2023/04/02 11:02

「マイアミのはずが-7度のシカゴで凍える…」WBC米国観戦の“ビックリ体験”「ビール1杯1900円!」「中野拓夢が“神対応”を」<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

メキシコ戦、声を上げてボールを投げ込む佐々木朗希。闘志あふれる姿勢を見られたのも、ファンにとって今大会の大きな財産なのかもしれない

 時差ぼけもあって仮眠程度で再び空港へと移動し、翌日早朝にようやく出発。マイアミ(気温は21度)への到着は、自宅を出発してから32時間後のことで、マイアミは遠かった……。空港近くのホテルにチェックインして休憩もそこそこに、すぐ球場・ローンデポ・パークへと向かった。

入場の際の手荷物検査の厳しさにビックリ

 この日は準決勝第1試合のアメリカvsキューバの開催日。キューバからの亡命者も多数いて、距離的にも近いマイアミでの開催ということもあったからか、試合前から熱狂ぶりが凄かった。ラテン系音楽が各所で鳴り響き、試合前の雰囲気は東京で感じたものとは全く異なった。

 また入場前に驚いたのは、手荷物検査の厳しさ。小さめの肩掛け鞄でさえNG(財布とパスポート、充電器ぐらいしか入らない)で、透明のビニール袋もしくは手持ちのみということで、球場外のロッカー(14ドル=約2000円)に預けなければいけない状況だった。入場列では「Too big, too big!(大きすぎる)」と係の人から注意される声が各所で聞こえてくるほどで、明日の日本戦のためにも今日来ておいて良かったな……と感じた。

ペットボトルの水が「840円」って……

 ロッカーに荷物を預け、ようやく入場。通路はたくさんのファンで溢れていた。まず覗いたのはフードストア。昨年10月にメジャーリーグの観戦に訪れていたので知っていたものの、やはり……高い。価格帯をザッと並べて見るとこんな感じ。

 ペットボトルの水(6ドル=840円)、ビール(13.5ドル=約1900円)、ホットドッグ(7.5ドル=約1050円)、Miamiロール(15ドル=約2100円)。お土産として買ったスーベニアカップ付のドリンクも11ドル(=約1500円)。

 食べ物は基本的に球場内に持ち込み不可のため、選択肢が少ないうえに高いが……どこの球場も今はこのぐらいの値段になるようだ。もし今季メジャー観戦される予定の方がいれば、アメリカの物価については心得ておいてもらえるといいのかも、と思いを馳せた。

 試合はアメリカの大勝となったが、キューバ、アメリカの応援はホテルに帰ってからも耳鳴りがするレベルだった。さて明日はいよいよ日本戦。緊張で眠れないかなと思っていたが……長旅と時差ぼけの疲労からか、一瞬で夢の地へと旅立った。

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