さや香に本音を聞きたい…M-1敗者復活戦あの伝説のネタ“からあげ4”「あれは本気で勝ちにいった？」「負けたけど、めっちゃ暑かった」

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「ウエストランドのウケが聞こえてきた」

――最終決戦の出番順ですが、今回は舞台裏で1本目1位のコンビから選択できる方式でした。つまり、選ぶ様子は、テレビで放映されません。あのときは迷わず3番手を選んだのですか。

新山　まず2番手はないやろと。2はあんまり選ぶ意味がないので。1か3やなと思ってたんです。ステージ上で選べるのなら、1もありえた。「1、行きますわ」と言えるので。でも、裏でひっそり1を選ぶというのも気持ち悪いじゃないですか。なので、消去法で3になりました。

――結局、最終決戦の出番順はウエストランド、ロングコートダディ、さや香の順になりました。前の組のネタは舞台裏で聴いているわけですか。

結成8年で2回目のM-1決勝だったさや香。石井（ボケ担当、写真右）と新山（ツッコミ・ネタ作り担当）

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新山　真裏というか、舞台の右側の裏ですね。MCの今田（耕司）さんと上戸彩さんの裏っていう感じです。

石井　舞台の袖というか、もうすぐそこという感じですよ。僕は最初、密着取材みたいなのを受けてたんちゃうかな……。カメラを回されて、いよいよ来ましたね、みたいな。そのときに、トップのウエストランドさんがめっちゃいい感じで超ウケているのが聞こえてきたんですよ。出だしでバッとウケて、そこからずっとウケているというか。

新山　僕は他の組のネタは聞こえてはいたんでしょうけど、ほとんど頭には入ってきていませんでしたね。あそこまでいったら、人のことなんて関係ないですから。

――最終決戦でかける2本目のネタは、事前に決めていたのですか。

新山　（2番手の）真空ジェシカのときに、大吉さんが尺のことを言っていましたよね。時間通りでなかったので、そのぶん減点しました、みたいな。あのときに決めました。きっちり4分の方のネタにしよう、と。実は、もう1つ候補があったんですけど、それはちょっと尺が短かったんですよ。

「審査員が悩んでいるのを見て、負けたな…」

――2本目の冒頭、新山さんは自己紹介のくだりで言葉がつかえてしまいました。一部では、ウエストランドが爆笑をさらった後で動揺したのでは、というような報道もありましたが。

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