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「オオタニの大ファンです」メジャーMVPも絶賛! 超一流から“大谷翔平LOVE”証言の数々「僕がおじいちゃんになって死ぬ間際には…」
posted2023/03/19 17:03
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
<名言1>
僕がおじいちゃんになって死ぬ間際には、「2500三振をあいつからとったんだ」と言いたいね。
(ジャスティン・バーランダー/Number953号 2018年5月31日発売)
◇解説◇
大谷翔平は2018年のエンゼルス入団以降、投打で数々の超一流選手とバッターボックスとマウンドで対峙してきた。対戦相手や違うチームという立場でも、その選手たちを魅了しているようだ。その筆頭格がバーランダーである。
2022シーズン終了時点でMLB通算244勝を挙げるなど、バーランダーは2000年代後半から長年にわたってスーパーエースの一人として君臨してきた。彼がメジャー史上33人目となる通算2500奪三振を達成したのは2018年5月16日のこと。その相手は――大谷だった。ルーキーイヤーながらアメリカを席巻していた大谷を封じたことを、とてつもなく誇りに思っていたようだ。
一方の大谷も「やっぱりすばらしい投手だなと、1試合通してそう感じましたし、トータルしてすごく完成されている投手だと感じました」と感服しつつ、粋なコメントを残している。
「ここまで品のある球は、なかなか経験したことがない。逆にそこをクリアしていく楽しみというか、そこが大事かなと思います」
バーランダー弟も熱心な大谷ウォッチャー
ちなみにバーランダーの弟であるベン・バーランダーは「FOXスポーツ」のアナリストを務め、自身のTwitterアカウントで大谷の活躍に興奮した投稿をするなど、大の大谷ファンとして知られている。そんなベンはNumberWebの取材に対して「兄のジャスティンともよく翔平の話をしますよ。兄もまた翔平を非常に高く評価していました。(中略)実際に対戦の瞬間がきたらどちらを応援したらいいかわからないので、目を背けるかもしれませんが(笑)」とのコメントを残したことがある。兄弟そろって熱心な“ショウヘイ・ウォッチャー”というのも、なかなかに珍しい。
大谷がどんなルーティンをこなしているのか…
<名言2>
メジャー全体で最もホームランを積み重ねている男が、今晩エンゼルスの先発としてマウンドに立つことになっているんだ。そんなこと、あり得るかい?
(フレディ・フリーマン/Number1035号 2021年9月9日発売)
◇解説◇
2021年の大谷は、二刀流による八面六臂の大活躍で、メジャーの価値観を大きく変えた。