「投打両方ができるなんて信じられません。身体能力の凄さはもちろんのこと、打者、投手両方で相手を研究しなければならなかったはず。リーグが違うので直接対決はないのですが彼がテレビに出たら目が離せないんです」

2023年エンゼルスキャンプでの大谷　©Nanae Suzuki

見ていて微笑ましくなるほど

　ハーパーの絶賛は2022年も続いた。6月3日、エンゼルスvsフィリーズの交流戦でのこと。この日の試合で大谷は3打数無安打1四球で終わる一方、ハーパーは2本塁打4打点をマークした。この日の日米スラッガー対決はハーパーに軍配が上がったものの、このように大谷をリスペクトしていたという。

「彼が自分の仕事をするのを見るのはとても楽しかった。見ていて微笑ましくなるほどだった。彼がメジャーの激しい競争レベルの中でやっている二刀流はとても印象的なことだし、彼と同じことをできる選手はいない。素晴らしい選手だ」

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