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侍ジャパンPRESSBACK NUMBER
「コアラのマーチは最高」あのWBC米国記者に直撃…日本のスナック菓子“ベスト5”は?「カルビーのポテチにハマった」「イチゴが挟まったやつ」
posted2023/03/18 11:02
text by
田中仰Aogu Tanaka
photograph by
Getty Images
「このポテトが市長選に立候補したら投票します(ポテトチップスの写真付きで)」
今回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でMLB公式記者として来日し、大会の熱狂のみならず「日本のスナック菓子情報」の発信で話題を集めたマイケル・クレア記者(35歳)にインタビュー。日本に初めて訪れた米国記者が帰国前に明かした“日本文化の驚き”とは。<全2回の前編/後編へ>
太りましたね、間違いなく(笑)
――クレア記者が連日発信していた“日本食レポート”が話題を呼びました。
クレア記者(以下、クレア) たしかに東京プール終盤にかけてお菓子をプレゼントされることが増えましたね。「これも美味しいですよ」「ぜひ試してみてください」と。どれも本当にアメージングな美味しさでしたが、とてもひとりでは食べられないので、記者席の同僚に分けたりしながら楽しみました。日本に来てから太りましたね、間違いなく(笑)。
――今大会、MLBからはどのくらいのスタッフが派遣されたのでしょうか。
クレア ライターは東京プール、台湾プールにそれぞれ1人ずつ。ほかにPR担当や撮影スタッフもいて、準々決勝は台湾にいたスタッフも合流するので大人数になりますね。
私が日本に来たのは3月2日で、最初は宮崎へ。そこでチェコ代表やオーストラリア代表を取材して、大阪でWBC強化試合を見て、開幕に合わせて東京に来ました。来日から2週間あまり、毎日が刺激的でした。ハードなスケジュールではありましたが、それもまた国際大会ゆえですね。
――特に初めて訪れる国となれば疲れますよね。文化面でアメリカとの違いも多々あるでしょうし。
クレア 驚きの連続です、本当に。でもそれはネガティブな意味じゃなくて興味深さという点で。アメリカから来た同僚とも話すのですが、共感を得られる話題が「時間」「地下鉄」「列」「タクシー」。それぞれこんな驚きがありました。
驚いた「時間」「タクシー」…なぜ?
「時間」
聞いたことはありましたが、日本の地下鉄は本当に時間どおりに来るんですね。あのウワサは本当だったのかと驚愕した。だから、日本人とアポイントメントがあるときは、少し遅れそうな場合でも連絡するようにしましたよ。「5分ほど遅れます」とか(笑)。アメリカにいたらまずやらない。だって電車が時間どおりに来ないんですから。多少遅れるのは仕方ない、と考えられているんです。