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大谷翔平がWBCに向け「今まで通りの調整」で156キロ&場外弾! 本人は冷静に「まずは今までやってきたベースの数字を超えたい」「WBCは…」 

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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photograph byNanae Suzuki

posted2023/02/25 17:17

大谷翔平がWBCに向け「今まで通りの調整」で156キロ&場外弾! 本人は冷静に「まずは今までやってきたベースの数字を超えたい」「WBCは…」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

キャンプで充実した表情を見せる大谷。自然体のリラックスした様子だが、マウンドそして打席に立つと…

「WBCで9回を完投しなきゃいけないというわけではないですし、球数制限もある中で、ある程度想定されるイニングがあるので、そこをベストで抑えに行く中で、どの調整がいいのかというところで、今の調整でいいのかなと思います」

 その一方で、162試合の公式戦への視点もブレてはいない。今年はエンゼルスとの契約最終年で、シーズン終了後には初めてFA(フリーエージェント)の権利を手にする。すでに新契約は総額5億ドル(約650億円)とも見込まれており、タイトルや賞争いにも意欲を隠そうとしない。

キャリアハイになるというのはもちろん常に思っています

「キャリアハイになるというのはもちろん常に思っていますし、それは今年も変わらないので、取れる賞に関しては正直周りとの兼ね合いもあるので、必ずしもキャリアハイにしたから取れるものでもないですが、限りなく取れる可能性は高まると思いますし、まずは、今までやってきたベースの数字を超えていきたいと思います」

 WBCへ向けて、通常のペースを崩すことなく、それでも快調なペースで仕上がってきた。マウンドに上がり、打席に立てば、自然にアドレナリンが沸き、集中力が高まることは、誰よりも大谷自身が経験してきた。

出られなかったWBCについては「特別な気持ち」

「僕は今まで出られていないので、ずっと野球を始めて小学校の頃から見ている大会ですし、いつか出てみたいなとずっと思っていた大会なので、前回はタイミングが合わず、出られなかったというところを考えると、そういう意味では特別な気持ちではあるので、すごく個人的には楽しみにしていますし、優勝目指して頑張りたいと思います」

 あくまでも自然体。

「楽しみ」と笑う大谷の2本の刀が、いよいよ研ぎ澄まされてきた。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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#ロサンゼルス・エンゼルス

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