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大谷とジャッジの歴史的偉業に、MVP同時受賞の特例はあるか。

posted2022/10/24 07:00

 
大谷とジャッジの歴史的偉業に、MVP同時受賞の特例はあるか。<Number Web> photograph by Getty Images

10月4日のレンジャーズ戦で、先頭打者として62号本塁打を放ったジャッジ。打率のタイトルは5厘差で逃した

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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 メジャーの公式戦が終了し、熾烈なポストシーズンの戦いに沸く一方で、米球界内では、大谷翔平(エンゼルス)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)のMVP争いに関して熱い議論が続いている。ア・リーグ新記録の62本塁打と131打点で2冠を獲得したジャッジに対し、大谷は打者として34本塁打、投手として15勝、219奪三振をマークした。2人の成績は、ともに「歴史的偉業」として捉えられており、意見は完全に二分されてきた。

 各リーグのMVPは、BBWAA(全米野球記者協会)に所属する30人の記者による投票で選出される。各記者は1~10位まで順位を付けて投票し、1位に14ポイント、2位には9ポイントと、総得点によって決められる。対象はあくまでも公式戦の成績で、ポストシーズン開幕前に投票は締め切られた。

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