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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
《単独インタビュー》大谷翔平28歳に問う究極の対決!”ピッチャー大谷”は”バッター大谷”をおさえられるのか…果たして勝敗は?
text by
石田雄太Yuta Ishida
photograph byNanae Suzuki
posted2022/10/18 06:06
メジャー史上初の投打W規定到達の偉業を成し遂げた大谷翔平が単独インタビューに応じ、自身のベストホームランや”投手・大谷”対”打者・大谷”について語った
”ピッチャー大谷”対”バッター大谷”…果たして勝敗は?
――規定に到達したということは、打率や防御率のタイトルを獲る資格を得たことになります。投打、それぞれもっとも欲しいタイトルはどれですか。
大谷 バッティングに関してはホームラン寄りのバッターだと思うので、ホームランの数を基準に、打率をどのくらい稼げるかと考えたら、OPSも含めていろんな数字が全部つながってきますから、これというタイトルはありません。ピッチングに関しては勝ち星と防御率がまったくリンクしないことがあるのでどこを重視するかを見極めるのが難しいんですが、考え方としては勝ち星にこだわらず、防御率とWHIPを上げていく。そこにプラス奪三振の数を増やせば、圧倒するピッチングができていることになりますし……これも、どれか一つというのはないですね。
――つまりは全部、ということですね(笑)。“ピッチャー大谷”対“バッター大谷”、昨年はバッターの勝ちだとイメージしていた大谷さんですが、今年の2人の対決はどんな結果になりますか。
大谷 今年は五分五分だと思います。ピッチャーとして抑える、打たれる、どちらもイメージできますし、バッターとしても打てる可能性もあれば抑えられちゃう可能性もあるので、五分五分じゃないですか。ピッチャーとしてのイメージは、三振か、カットを打たれて詰まったヒット。バッターのイメージだと、カットを打ってホームランか、縦スラかスプリットで三振、かな。
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