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フジ新人アナ松﨑涼佳『S-PARK』取材デビューは三冠王・村上宗隆のトレーナーだった! 陸上ガールなのに趣味は“昼寝”課題は“雑談力”

posted2022/10/15 17:06

 
フジ新人アナ松﨑涼佳『S-PARK』取材デビューは三冠王・村上宗隆のトレーナーだった! 陸上ガールなのに趣味は“昼寝”課題は“雑談力”<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

フジテレビのスポーツニュース『S-PARK』のキャスターを務める松﨑涼佳アナウンサー。入社半年の取材エピソードや将来の夢を語った

text by

佐藤春佳

佐藤春佳Haruka Sato

PROFILE

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Naoya Sanuki

 生粋の“陸上ガール”から、運命的なきっかけでフジテレビ入りを果たした松﨑涼佳アナウンサー(23歳)。入社1年目にしてスポーツニュース番組『S-PARK』のフィールドキャスターとして活躍する激動の毎日と、スポーツへの熱い思いを聞いた。(全2回の後編/前編へ)

 コロナ禍で没頭していた競走部が活動停止となったことを契機にアナウンサー受験。数カ月の準備期間でのぞんだ就職活動は、全く手応えがないまま進んでいったという。

「幼いころから女子アナを目指していたり、学生時代からタレント活動の経験があるような方もいるなかで、圧倒的な実力差を感じていました。フジテレビの試験も毎回、ああこれで落ちたな、と帰りの駅で泣いていた記憶があります。合格したと聞いた時も、嬉しさより不安と緊張感が一気に襲ってきました。こんな華やかな世界でやっていけるのだろうか、とそればかり思っていました」

取材デビューはヤクルト村上宗隆のトレーナー

 入社し新人アナウンサー研修が終わってしばらくたった頃『S-PARK』への起用を聞かされた。就職活動中から自身の得意なフィールドであるスポーツ報道に関わりたいと志望していたが、それにしても早すぎる抜てきには松﨑アナウンサー自身も信じられない思いだったという。

「ドキドキでした。自分に何ができるのか、できないのかも分からない状態にただただ不安で……。最初に取材に行く前には、先輩の佐久間みなみアナウンサーに、“スポーツニュースは楽しく伝えることが基本だから、まずは自分が楽しいと思うように取材してみればいいよ”とアドバイスをもらい、その言葉で気持ちが軽くなりました」

 取材デビューはヤクルトの主砲・村上宗隆内野手を担当する前田真吾トレーナーへのインタビューだった。

【次ページ】 「今までは綺麗な部分だけを見ていたのだと…」

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