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フジ新人アナ松﨑涼佳『S-PARK』取材デビューは三冠王・村上宗隆のトレーナーだった! 陸上ガールなのに趣味は"昼寝" 課題は"雑談力" 

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佐藤春佳

佐藤春佳Haruka Sato

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photograph byNaoya Sanuki

posted2022/10/15 17:06

フジ新人アナ松﨑涼佳『S-PARK』取材デビューは三冠王・村上宗隆のトレーナーだった! 陸上ガールなのに趣味は”昼寝” 課題は”雑談力”<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

フジテレビのスポーツニュース『S-PARK』のキャスターを務める松﨑涼佳アナウンサー。入社半年の取材エピソードや将来の夢を語った

もし将来、オリンピックの取材ができたら…

「何かしらの形でオリンピックに近づいてみたい。実は、大学の時に関わりたいと思っていて叶わなかった思い出があって……」

 早稲田大学スポーツ科学部の在学時に入っていたゼミでは当初、メディカルチームのボランティアとして東京五輪に携われるチャンスがあった。ところが、五輪が延期になったうえ、コロナ対策などの観点から立ち消えになってしまったのだ。

「もともと関西の大学の受験も視野に入れていたなかで東京の大学に決めたのは東京五輪に近いという理由もあったのでショックでした。ゼミの先生も、以前から尽力されていた熱中症対策などのプロジェクトがさらに延び、加えてコロナ対策にも奔走していました。出場を目指していた選手はもちろん不安のなか過ごしていましたし、運営やサポートする側の多くの方のご苦労があることを実感した出来事でした。もし将来、オリンピックの取材ができたら、出場する選手だけでなく色々な角度から夢の舞台をお伝えすることができれば、と思っています」

 2024年のパリ五輪まで2年を切った。アナウンサーとしてはまだ駆け出しだが、そこはスピード勝負でチャンスを勝ち取ってきた“短距離ランナー”のこと。大舞台に取材者として携わる可能性は多いにある。

「正直、S-PARKにもこんなに早く関われるとは思っていなかったですし、もしチャンスをいただけるなら、そのチャンスは無駄にせずやっていきたいです!」

 大きな瞳がキラリと光った。

前編から読む>

(撮影=佐貫直哉)

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自己PRは“早稲田のナイチンゲール” フジ新人アナ松﨑涼佳23歳が競走部学生トレーナーから入社3カ月でスポーツ番組担当の夢をつかむまで

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