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プロ野球PRESSBACK NUMBER
清宮幸太郎が“三冠王”村上宗隆にナイショで付けたニックネームとは?「清宮世代」から「村上世代」へ…追い抜かれた同級生への本当の思い
text by
中田愛沙美(道新スポーツ)Asami Nakata
photograph byKYODO
posted2022/10/03 11:03
今夏のオールスターでは練習中に仲良く談笑していた村上(左)と清宮
「僕すごく影響されやすい人なんです。(巨人の)岡本和真さんにもオープン戦のときに良くなったねと言われて、そういう方たちにそう言っていただけるのはすごく嬉しいです。自信持っていいんだな、って。何て言うんだろう…。もちろんあの方たちも自分のことを事細かく見ているわけではないでしょうけど、自分自身でも2年前と比べて絶対に変わっている自信がありますし、今までやってきたことが間違いじゃないんだな、と実感します」
「やっぱりスターになりたい。期待に応えられる存在に」
初出場となった今年7月のオールスターゲームでは、パ・リーグ本塁打王の西武・山川穂高とじっくり話をする機会に恵まれた。練習の後で30分ほど、打撃のアドバイスを受け「山川さんはすごく親切な方で、親身になって話してくれる」と感謝。気に掛けてくれる人たちがいるからこそ、その期待に結果で応えたいと強く思う。
「嬉しいですよね。なかなかないじゃないですか。沢山の期待をしていただけるなんて。恵まれているな。幸せだなって。だけどそれで終わるのは情けないし、つまらない。やっぱりスターになりたい。みなさんの期待に応えられる存在になりたいなと思います」
スターになれる素質は十分にある。さらなる飛躍が求められるプロ6年目の来シーズン。新庄剛志監督ら温かく見守ってくれる人たちに支えられながら、清宮は「村GOD」の大きくて偉大な背中を追いかける。
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