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コロナ集団感染を乗り越えて。FC今治がピッチで流した涙。

posted2022/09/17 07:00

 
コロナ集団感染を乗り越えて。FC今治がピッチで流した涙。<Number Web> photograph by FC.IMABARI

前節からスタメンが8人入れ替わったFC今治。インディオ(左)のハットトリックなどでチームは連勝を4に伸ばした

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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FC.IMABARI

 あちらでもこちらでも泣いている。優勝が懸かっていたわけでも残留が懸かっていたわけでもない。まだリーグ戦が佳境を迎える前段階において、1試合の結果でこのような光景を目にすることはなかなかない。8月28日のJ3、鹿児島ユナイテッドFC-FC今治の一戦。打ち合いを制した今治の選手たちが試合後、感情を抑えきれずにアウェーの地で涙を流していた。

 背景にあったのは新型コロナウイルスの集団感染である。試合の4日前にトップチームの選手12人、橋川和晃監督、クラブスタッフ4人の計17人が陽性となり、さらに試合までに選手1人、スタッフ1人が続けてチームを離れることになった。

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