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ハリルホジッチ「日本ではスポンサーのせいで問題が生じた」「自分にも罪がある」モロッコ代表監督解任後に語った“4年前との違い”とは
posted2022/08/23 17:01
text by
長束恭行Yasuyuki Nagatsuka
photograph by
Getty Images
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一切の妥協を許さない強情さが再び仇になったわけだが、今回はハリルホジッチにも思い当たる節があるようだ。クロアチアのサッカーメディア『Germanijak』のインタビューでは少しだけ弱音を吐いている。
「自分にも明らかに罪があることは認識していて、責任の一部は背負うつもりだ。三度も解任が起きたのならば、自問自答を繰り返さなければならない。しかし、どうすればいいのかね。ずっとこのように人生を生きてきたのだから。私は従順な人間でもなければ、何をすべきか他人に指図されるタイプでもない。あくまで自分自身が最高だと思うことをやってきたまでだ。今さら自分を変えることなんて不可能だ」
ハリルが語った「日本での解任劇との違い」とは?
“スター選手を呼びたくなかったことでサッカー連盟からソッポを向かれたという点で、日本代表の監督解任と似ているのでは?”との質問に、ハリルホジッチはこう答える。
「いや、あれは違うケースだった。日本ではスポンサーのせいで問題が生じたんだ。(モロッコと違って)国家がサッカー協会や代表チームに資金を出すわけではないからね。ある選手たちを私は代表チームに呼ばなかった。ケガをしていたり、然るべき調子ではないと判断したからだ。すると、事態が緊張してしまった。ただし、それは経済的理由、財政的理由ということでまだ理解できる……。
モロッコのケースはまったく別のものだ。全方面から圧力が起きた。メディア、世論、サッカー連盟、代理人たち、友人たち……。まだカッカしているので、今はすべてを話したくはない。どんなケースであれ、解任は失望すべきものだ」