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「大谷翔平とトラウトはオールスターの顔だ!」 エンゼルス監督代行は大谷の“2年連続出場”を確信? 逆転選出のために必要なことは
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byGetty Images
posted2022/06/24 06:00
1試合2HR、投げては13奪三振など、投打で好調の大谷
大谷が今年もオールスターに選ばれるには?
選出への勝負はこれからの2週間。21日終了時点でアルバレスと大谷の成績は以下のようになっている。
アルバレス 打率.312、19本塁打、49打点
大谷 打率.260、15本塁打、45打点
チーム成績もア・リーグ西地区首位を快調に走る勝率.627のアストロズと、離されること11ゲームの勝率.465のエンゼルスでは心象もかなり違う。だが、ポイントはこれからの活躍だ。逆転可能。それが新ルールだ。
現在、大リーグ公式サイトで行われている1次投票は日本時間の7月1日午前3時まで行われる。各部門で上位2人までに入った選手が2次投票に進むが、2次投票では1次投票の結果は持ち越されない。ゼロからのスタートとなる。このまま大谷が1次投票で2位に終わっても、決選投票では横一線のスタートとなり、まさに一騎打ちの戦いが始まる。
1次投票の結果は日本時間1日午前6時に発表され、2次投票は6日午前1時に大リーグ公式ページ上でスタートされる。締め切りは9日午前3時と発表されている。
投手部門での選出も? ライバルはまさかの…
二刀流であるが故に、大谷には投手部門での選出も考えられる。投手と控え野手は選手間投票などで決まる。昨年は両リーグともに13投手がベンチ入りした中で大谷は選手間投票で5位に入った。今年も上位に食い込むためには先発投手としてチームトップの成績は残したいところ。ライバルは元二刀流、今季から先発投手に専念している地元出身のマイケル・ロレンゼンか。21日現在、二人の成績は以下の通りになっている。
ロレンゼン 6勝4敗、防御率4.15
大谷 5勝4敗、防御率3.28
選手間投票を含めた出場全選手の発表は日本時間11日。これからのふたりの投球内容にも注目したいところだ。