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「エンドウは非常に賢く、カマダは突出した技術」「クボは足踏みしてるが…」スペイン代表MFに日本代表は知り尽くされていた!〈直撃取材〉
posted2022/06/13 11:02
text by
アレクシス・メヌーゲAlexis Menuge
photograph by
Takuya Kaneko/JMPA
グループステージ突破という観点では最悪な組み合わせだ。だが、W杯を楽しむという観点では、最高の相手になったのではないだろうか。
カタールW杯のグループステージ第3戦において、日本はスペインと対戦する。近年の日本サッカー界が模範としてきた国であり、ファンのみならず、選手たち自身も対戦を待ち望んでいた相手だろう。
では、スペイン側は日本をどう見ているのだろう? スペイン代表の左FWとして欠かせない存在になりつつあるダニ・オルモ(RBライプツィヒ)に話を聞いた(翻訳:木崎伸也)。
ヨシダは1対1に強くて我慢を強いられた
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――あなたは昨夏の東京五輪の準決勝で、U24スペイン代表の一員としてU24日本代表と対戦しました。日本にどういう印象を持ちましたか?
「延長戦に突入したことからもわかるように、日本は非常にやっかいな相手だったよ。彼らが勝つ可能性も十分にあったと思う。スペインが支配していたように思われるかもしれないが、マルコ・アセンシオが延長後半10分にゴールを決めるまで五分五分のゲームだったという感覚だ。かなりタフな試合だった」
――スペインは東京五輪の直前に日本と親善試合で戦い、ある程度特徴をわかっていたと思います。準決勝に向けて、日本をどう分析していましたか?
「コンパクトに守ることができ、相手をフリーにさせず、スペースを与えない。非常に運動量があるチームだと分析していた」
――日本側の誰を中心選手と見ていましたか?
「キャプテンのヨシダ(吉田麻也)はポジショニングに優れていて1対1に強く、ビルドアップの能力があるセンターバックだ。彼を中心としたDFラインに対して、穴を見つけるのは簡単ではなかった。その結果、スペインは我慢を強いられる展開になったんだよ」
久保については「電光石火という感じだ」
――あなたは久保建英の3歳上で、バルセロナのカンテラで同時期をすごしていましたね。何か思い出はありますか?