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[ICHIROを語ろう]ミッチ・ハニガー「イチローだけは時間が味方」
posted2022/04/16 07:02
1990年12月23日、アメリカ生まれ。'16年にダイヤモンドバックスで外野手としてメジャーデビュー、'17年からマリナーズでプレー。オールスター選出1回。188cm、97kg
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ブラッド・レフトンBrad Lefton
photograph by
Getty Images
8回裏、マリナーズナインが守備に就いた途端に東京ドームの雰囲気が劇的に変わった。野手がいっせいにベンチへ戻ると、最後に背番号51が下がっていく。チームメイト一人一人が熱いハグで迎えた後、イチローはスタンドへ手を振って姿を消した。
引退試合の印象的な場面で、イチローを3番目に迎えたのがミッチ・ハニガーだった。2012年にブルワーズにドラフトされ、'17年からマリナーズへ。イチローとチームメイトだったのはその引退までの1年間だったが、ハニガーにとっては十分に濃い日々だった。
スポーツでは“時間(年齢)は敵だ”とよく言われているが、ハニガーはその概念に疑問を抱いている。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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