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『死のアート』あとから衝撃に気付いた、考えが破壊される言葉の数々。 

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村田諒太

村田諒太Ryota Murata

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posted2022/02/20 07:00

『死のアート』あとから衝撃に気付いた、考えが破壊される言葉の数々。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

『死のアート』OSHO著 市民出版社 2640円

 頬をバチーンと引っ叩かれたような感覚がありました。腹をえぐるくらいのボディーブローを食らったような……。決して大げさな表現ではありません。心理学者でもあり、宗教学者でもあり、哲学者でもあるような、つまりその枠にはとどまらないOSHOの言葉は僕にとってかなり衝撃でした。

 6、7年ほど前に一度、読書家の父から薦められたOSHOの本を読んだのですが、当時はそんなに心に響かなかった。その後あらためて読んでみたらグサグサと心に刺さってきて、都内の書店で別の書籍を見つけたので読むことにしたのです。その一つが『死のアート』でした。

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