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「大谷翔平の2年連続MVP」は“可能だ”と断言できる理由とは… 2021年の大ブレイクを大谷自身は「オフシーズン」に確信していた? 

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笹田幸嗣

笹田幸嗣Koji Sasada

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posted2022/01/11 17:01

「大谷翔平の2年連続MVP」は“可能だ”と断言できる理由とは… 2021年の大ブレイクを大谷自身は「オフシーズン」に確信していた?<Number Web> photograph by Getty Images

2021年の春季トレーニングで笑顔を見せた大谷翔平

「2年連続MVPもあり得る」最大の理由は?

 エンゼルスは今季も6人ローテーションを掲げている。大谷の先発機会は単純計算で最大で27ほどになる。1試合平均で6回を投げれば投球回数は162となり、昨季130回1/3を投げた投手としては理想的な数となる。打撃に関しては昨季と同数の639打席ほどか。プラスポイントはマイク・トラウトとアンソニー・レンドンが復帰することで、相手投手は大谷にストライクを投げざるを得ない状況が生まれる。昨季以上の成績が残る要素はある。

 2022年、大谷翔平にこんな数字を期待したい。

 出場155試合以上。投手として、10勝、200奪三振、防御率2点台。打者として、打率3割、50本塁打、OPS1.00。健康を維持できれば、絵空事ではないだろう。サイ・ヤング賞に本塁打王、2年連続MVPだってあり得る。今年も大谷翔平には大いに楽しませてもらいたい。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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大谷翔平
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