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《単独インタビュー》大谷翔平27歳が語る“完璧だったピッチング”「僕の全盛期は小6くらいのときだったので(笑)」 

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石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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photograph byGetty Images

posted2021/11/18 17:05

《単独インタビュー》大谷翔平27歳が語る“完璧だったピッチング”「僕の全盛期は小6くらいのときだったので(笑)」<Number Web> photograph by Getty Images

発売中のNumber『大谷翔平2021完結編』で、今季を振り返るロングインタビューに応じた

「美しいピッチング……今のところの僕の全盛期は小学校6年生、中学校1年生くらいのときだったので(笑)、できていたとしたらその頃かなぁ。あの時期の僕が一番、無双してましたからね」

――なるほど(笑)……無双というなら今年の大谷さんのバッティングは無双と表現するのに相応しい迫力がありました。今年の46本の中で技術的に一番満足度が高かったのは、どのホームランですか。

「技術的にですか……どれですかね。うーん、これっていうのは浮かびませんね。ただ、シーズンの前半と後半でホームランの内容がずいぶん違ったなとは思います。後半のほうが数字は残らなかったんですけど、バッティングとしては洗練されてきているところがあったので……」

――えっ、後半のほうが洗練されていた?

「やっぱり後半は厳しいところを突いてこられた中でのホームランでしたからね。そこを見極めながら、甘く入ってきたボールをしっかりホームランにできていた。前半は甘い球が多かったと思いますし、その甘い球の打ち損じもそこそこ多かったんです。その中であれだけホームランがあったのは、つまりどれだけ甘い球が多かったかということですよね。でも後半に関してはほぼほぼ甘い球がない中で、それでも集中して打席に立って、フォアボールも選んで、なおかつ甘い球が来たときに打つ準備をしなきゃならなかった。そこで打ったホームランは、前半で打ったのとはまるっきり違うものだったと思います」

<後編に続く>

#2に続く
《単独インタビュー》大谷翔平27歳が明かした“本音”「ホームラン王は獲りたかったです(笑)」「10勝は何とも思ってないです」

Number1040号掲載の大谷翔平ロングインタビュー「チームを勝たせる二刀流を目指す」では、二刀流でフルシーズンを完走する中で得た感覚、投打のビッグプレーの裏で感じていたこと、来季への思いやプライベートまで、本人がたっぷりと語っています。ほかにもマドン監督やトラウトらチームメイト、栗山英樹前日本ハム監督たちが語る今季の活躍、投打走の「SHO-TIME」全記録集など、歴史的なシーズンのすべてが詰まった内容です。ぜひご覧ください。

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