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柴崎岳vs岡崎慎司が《ユニフォームを引っ張ってバチバチ》 撮影カメラマンが凍えそうな雨中で捉えた“熱いバトル”の瞬間
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2021/11/07 11:04
カルタヘナ岡崎慎司とレガネス柴崎岳。長年海外で戦う2人が、リーガ2部の舞台で激突した
岡崎vs柴崎、ユニを引っ張ったような感じなのは……
後半キックオフ、味方からの指示を聞く岡崎。その後、彼のプレースタイルらしく、前線から激しくプレッシャーをかけていく姿も。
レガネスDFラインから柴崎へのパスコースを切りながらプレス。また柴崎にパスが入ると、柴崎に対してもプレスをかけていました。
なおカルタヘナのCKでのシーンですが、岡崎のマークには柴崎がついており、ユニフォームを引っ張るようなシーンもありました。
最後までDFにプレスをかけ続けた岡崎でしたが、72分にピッチを後にしました。前述したようにオフサイドによってゴールが取り消されるシーンもありましたが、オフィシャルではシュート0本となり、フォワードとしては一抹の物足りなさも感じさせる結果に終わりました。
柴崎が激しい肉弾戦を見せる場面も
終盤になると、かなり雨脚が強くなってきました。フル出場の柴崎は最後まで守備面、攻撃面両方でボールに絡んでいきましたが、ゴールには結びつかず、そのまま1-1のドローに終わりました。
レガネスの面々は新監督のもとでの初戦を勝利で飾れず肩を落としていました。その中で柴崎は、ダビド・シモンと再度言葉を交わしていました。
平日開催という事で21時15分にキックオフされたこの試合でしたが、携帯の温度計では11度、強い雨脚に冷たい風も吹き、体感では凍えそうな中での撮影でしたが、まさに日本人対決という、直接両者がバチバチとやりあう見応えのある熱い試合でした。