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稲垣啓太も「潜在能力は高い」と認めるワーナー・ディアンズ(19歳・NZ出身)が日本で目指す“世界一のロック”《特技は書道?》

posted2021/10/07 11:00

 
稲垣啓太も「潜在能力は高い」と認めるワーナー・ディアンズ(19歳・NZ出身)が日本で目指す“世界一のロック”《特技は書道?》<Number Web> photograph by JRFU

“若手育成枠”ではあるが、日本代表合宿に招集されたワーナー・ディアンズ。ジェイミー・ジョセフHCも「見てみたい選手の1人」と期待を寄せる19歳だ

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大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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 ワーナー・ディアンズ。待望の大器が舞台に上がる。

 身長201cm、体重116kgの巨体を武器に、花園の全国高校ラグビーでは流経大柏高を2年連続8強に導いた。そして大器は、高校で活躍した多くの選手とは異なる道を選んだ。強豪大学に進学するのではなく、トップリーグの東芝ブレイブルーパス(現・リーグワンの東芝ブレイブルーパス東京)入りを選択したのだ。

 それから6カ月。19歳になったワーナーは、日本代表候補の強化合宿に初めて招集された。

 カテゴリーは、若手育成枠を意味する「ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)」。とはいえ、合宿で与えられるウェア類、練習メニュー、スケジュール、食事……つまり扱いに差はない。ともにNDSに選ばれたのはすでにトップリーグで実績を積んだ選手ばかり。まだシニアデビュー前とはいえ、合宿でのパフォーマンスが評価されれば、10月23日のオーストラリア戦から始まる今秋の日本代表シリーズへの抜擢もありうるのだ。

体重は8kg増、身長も202cmに

 日本代表合宿に合流後の9月30日、宮崎の宿舎から行われたオンライン会見で、ワーナーの謙虚な口調の陰に、秘めた自信と覚悟が覗いた。

「4月から、まずは世界と戦える体を作らなきゃと思ってトレーニングをずっとやってきました。花園のときから体重は8kg増えて、今は124kgくらいです」

「身長は花園のときの201cmから202cmに伸びました。正確には、この前計ったとき201.7cmでした。たぶんまだ伸びていると思います。どのくらいいくかは、分かんないです」

「きょう、代表の人たちと一緒になりましたが、自分も、体は負けていないレベルだと思いました。ここから経験を積んで、また次の合宿やツアーに呼んでもらえるように、まずはこの合宿で頑張りたいです」

「一番大きな目標は、世界で一番のロックになること。中学、高校の頃からそう思ってきたし、キツい練習、激しい練習をしなきゃいけないと思っています」

 体のサイズだけではない。ハートもキングサイズだ。

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