クロップからのハグ、ヘンダーソンも背中を

　試合後、南野はクロップ監督にハグされ、主将のジョーダン・ヘンダーソンにも背中をポンと叩かれていた。そのクロップ監督は試合後の会見で「タキ（南野）は非常に調子がいい。彼にとってのシーズンはここから始まった。誰も心配する必要はない。タキは大丈夫だ」と力を込めた。

23日のトレーニングでも充実の表情を見せていたようだ　©Getty Images

　南野本人としても、バックアッパーという現在の立ち位置に満足しているはずはない。リバプールで目指すべき場所にはまだ到達していないが、それでも進化と成長の跡は今回のノリッチ戦で随所に確認できた。

　あとは、どこまで登りつめることができるか──。26歳FWの「勝負のシーズン」が今、始まった。

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